アップルがiPhone 4Sを発売してから数週間が経過しましたが、バッテリーが異常に速く減るという不具合がユーザーか報告されていました。今回、アップルはiPhone 4Sのバッテリー寿命に問題があることを認めましたが、その根本的な原因となっている基本ソフトiOS5の修復には数週間が必要だとしています。
今回問題となっているiPhone 4Sのバッテリーの不具合は、バッテリー自体に問題があるのではなく、iOS5に認められたバグに起因しているといいます。そのため今後、ソフトウェアのアップデートが予定されていますが、バグ修正には数週間が必要だとしています。
アップルの公式”ヘルプ”フォームには、この問題についての苦情が殺到しており、一部のユーザーからは「電池が1日もたない」という報告も届いているといいます。さらに他のユーザーからは、iPhone 4Sが異常に発熱するといった不具合も報告されています。
また問題はiPhone 4Sに限らず、iPhone 4などのユーザーがiOS5ににアップグレードするとバッテリーの減りが速くなったという報告も届いています。
そもそも、4Sは4と比べて連続待受時間は100時間が短くなっており、これは高性能になったことで電池容量を喰ってしまう当たり前の仕様と言えるものです。これとiOS5の不具合によって、余計にバッテリー不足に陥っている人がいるようです。
最後に、電池の減りを抑える応急処置的な対処法としては、
1.ロケーション認識を行う位置ベースソフトをオフにする。
2.メールチェック間隔をあける。
3.画面の明るさを下げる。
4.Wi-Fiなどの通信をオフにする。
5.バッテリーを一度使い切ってから充電する。
6.あまり使わないようにする。
などが挙げられます。まぁこれはスマートフォンに限らず携帯電話全般で使われている電池節約方法ですが、もしお困りならやってみる価値はあるかもしれません。