まるでX線撮影(レントゲン)されたかのように見えるカメラの写真ですが、実際にはX線撮影はされていません。
バルセロナを拠点に活動するアーティスト、マックス・デ・エステバンさんは、さまざまなガジェットをスケスケに見せる写真プロジェクト「Proposition One」に取り組んでおり、これらの作品を制作しました。
どうみてもX線撮影されたようにしか見えないこれらの作品は、それぞれのガジェットの部品をバラバラに分解して、パーツごとに慎重に撮影後、その写真を上手く再構築するという今までにない手法を使って作成しています。
現在「Proposition One」プロジェクトの個展がニューヨークで開かれており、これらの作品を含めた展示が11月3日~12月9日まで行われています。
精密な機械の内部の構造と複雑なデザイン、またスタイリッシュな全体像は、見る者にガジェットへの好奇心を抱かせます。