エレキギターや電気ヴァイオリンなど、これまでにも世界中で多くの楽器が電気化・機械化されてきました。しかし、その全てが弦や弓といった根本的な部品から離れることはできませんでした。ところが今回、開発された「Magnetic Cello V.4.1」という磁気チェロは、弦も弓も無いまったく新しい画期的な電子楽器です。
荒ぶる2人のチェリストも、きっと驚くに違いありません。
この磁気チェロは、弓の代わりに磁気棒、弦の代わりにリボンコントローラーを使って演奏します。構造は磁気棒を動かすことで、組み込まれているコイルの電圧を変化させ音を出し、弦部分にあるリボンコントローラを押さえることで電圧を制御し、音の高低を制御しているようです。
これまでの電子楽器とは違った発想の磁気チェロ、音もなかなかチェロっぽいのでもしかすると、この機構が普及するかもしれませんね。
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