SF映画のように、人間を捕まえては食べることでエネルギーを補充するロボットが開発されるかもしれません。
メイン大学のMohsen Shahinpoor教授が、近づいてきたハエなどの虫を自動的に捕まえる食虫植物型ロボットの開発に成功しました。
このロボットは、本物の食虫植物が葉を閉じて虫を捕まえるのと同様に、2枚の板の上をハエなどの虫が通った時に毛状のセンサーで電気を感知し捕まえることができるといいます。
このロボット自体は、捕まえた虫を消化していエネルギーにはできませんが、すでに他のロボットで虫を消化して電気エネルギーにできるものが開発されています。
原理を示した図。虫が板の上を歩くと電気信号をキャッチして捕捉します。
虫を捕まえるロボット技術と虫をエネルギーにできるロボット技術を組み合わせれば、論理的には人間のサポートなしで稼動し続けられるロボットが開発できる可能性があります。
今後、ロボットは人間の手を離れて、自発的に活動していく時代がくるのかもしれませんね。