以前にもアメリカの養豚場での豚への虐待をお伝えしましたが、同じような事件がイギリスでも発生しました。
動物福祉活動家によって撮影された映像によって、棒で豚を殴るなどの残虐な行為が行われていることが明らかになりました。
この映像は、イギリス・エセックス州にある週に最大6000頭の豚を処理している屠殺場内部を隠し撮りしたものです。
これほどの明確な虐待の証拠があるにも関わらず、政府は隠し撮りの映像に証拠能力がないことを理由として関係者の起訴を否定しています。この決定に政府は動物愛護の観点から大きな批判を受けています。
映像では、豚の顔に火のついたタバコを押し付けたり、顔を素手で殴ったり、ドアで豚を挟む、棒で殴るなどの行為が行われています。