西部劇などには、転がる草の塊「タンブル・ウィード」が登場しますが、アメリカ・テキサス州で大量の「タンブル・ウィード」が転がっている様子が撮影されました。1つ、2つだと様になるのに大量にあると邪魔でしかない「タンブル・ウィード」をご覧ください。
「タンブル・ウィード」は、アカザ科オカヒジキ属の植物群。ロシアアザミとも呼ばれています。
アフリカとユーラシアに分布し、乾燥地や塩性地に生えることが多く、直訳すると「回転草」となり、風に乗って地面をコロコロ転がる姿が西部劇で御馴染となっています。株はボール状に成長し、秋に果実が成熟すると風によって茎が折れ、原野の上を転がります。この運動により種子をまき散らします。
映像では、タンブル・ウィードが大量に転がっているため、道が分からずに自動車の運転に支障が出る事態となっています。なかなかに珍しい大量のタンブル・ウィードが転がる風景でした。