クレイ・シャーキーが「思考の余剰」に注目しています。これは人々が頭の余力を使って行っているネット上で共有された作業のことです。忙しくWikipediaを編集し、Ushahidiに投稿をするとき (それにLOLcatsを作っているときでさえ)、私達はより良い協力的な世界を作り出しているのです。
クレイ・シャーキーは、Ushahidiが世界に広まったことを例に挙げて、世界中の人々が共有のプロジェクトを行う「思考の余剰」について説明します。またこの「思考の余剰」は、LOLcatsやWikipediaなど現在のネット上ではあらゆる場所で見られる行動だといいます。
さらに保育園に罰金を導入した例を出して、罰則などだけが動機付けではないことを説明します。
20世紀には大規模で画一的な組織が仕事を強制されることによって製品が生み出されていましたが、21世紀にはさまざまな技術を持った人々が自由意志で協調することで製品を生み出すこととなりそうですね。