以前、家族のために絵を売ったお金で家を買ったことをお伝えした9歳の天才画家キーロン・ウィリアムソン(Kieron Williamson)くんですが、最新のコレクションが販売開始たった15分で完売して話題となっています。販売された絵画の総額は25万ポンド(約3000万円)だといいます。
今回販売された風景絵24点は、インターネットや電話で世界中のバイヤーが争うようにして購入。売り切れるまでの時間はたったの15分でした。
2008年から絵画制作を始めたウィリアムソンくんは、その才能から「光の画家」と呼ばれるクロード・モネにちなんで”ミニモネ”というニックネームで呼ばれています。
これまでにも多数の作品を販売しており、これまでの最高額は保険会社が購入した港を描いた作品で、4万2500ポンド(約524万円)もの値段で取引されました。
ウィリアムソンくんの絵によって家族はこれまでに、100万ポンド(約1億2300万円)もの収益を得ており、このお金で15万ポンド(約1850万円)の新しい家への引越しが行われました。
巨万の富を築き「億万長者」入りしたウィリアムソンくんですが、両親は18歳になるまではウィリアムソンくんに自由にお金を使わせないといいます。
また、ウィリアムソンくんの母は息子についての本を執筆。天才画家と呼ばれる息子をどのように育てたのかが綴られています。
ウィリアムソンくんが稼いだお金の全ては、ウィリアムソンくんが株主となっている会社に投資されており、両親は会社を経営できないウィリアムソンくんに代わって取締役となっています。ウィリアムソンくんは「画家」という肩書きだけでなく「会社オーナー」という肩書きも手に入れました。
“9歳の天才画家”この冠詞が付くことによって純粋に絵を評価しにくい。