タイのアーティスト、キィッティワッ・ウナロムさんは、バラバラに切断された人体を模した人肉パンを制作しています。今回は、ウナロムさんが丹精込めて焼き上げた恐ろしすぎる人肉パンをご紹介します。
これらの人肉パンは、2006年から制作しており、家族で営むパン屋さんで提供しています。手、足、頭、胴体など、その人体パーツは多種多様で、非常にリアルな造りとなっています。
目や口、その他のリアルなパーツには、カシューナッツやレーズンから作られています。
ウナロムさんは、人体のリアルさを忠実に再現するため、人体解剖学の勉強や法医学博物館で人体について学びました。また同時に、味の追求にも多くの時間を費やしています。
この人肉パン、残念ながら制作はしても販売はしていないとのこと。ただ、見た目に反して味は普通のパンなんだそうです。
ウナロムさんは、「今では、誰もが慌ただしく生きています。それは食事の時でさえそうです。何かを食べるとき、私たちはそれが安全であるのか、健康によいのか考えることさえしません。ただその味について考えるだけです。」と制作のコンセプトについて語ります。