神童アドーラ・スヴィタクは、世界には「子供っぽい」考え方が必要だと言います。大胆なアイデア、奔放な創造力、そして何よりも楽観的であること。子供たちの大きな夢は高い期待を受けるにふさわしいものであり、大人は子供に教えるのと同じくらいに、子供からも学ぶようにしてほしいと彼女は言います。
アドーラ・スヴィタクは、世界で引き起こされたさまざまな問題は大人たちの行いであり、逆に子供たちは問題を解決する素晴らしい手段を講じてきたことを力説します。そこから、行動を年齢によって差別することの問題点を指摘します。
また子供たちは、好奇心に満ち溢れており失敗をすることを恐れません。そういった子供の姿勢から大人たちは学ぶべきだといいます。
大人にとってはなかなか耳の痛い話であると同時に、これまで大人がいかに子供のことを考えていなかったのかが良く分かる講演でした。若い世代と接するときには、自身の昔を思い出すべきなのかもしれません。