「GOOD DESIGN EXPO 2009」で展示されていた広告の展示『こどもにしか見えない広告。』が、なかなか面白いと話題になっています。「こどもにしか見えない広告」とは、いったいどういうことなのでしょうか。また、そこにはどんなメッセージが書かれているのでしょうか。
この広告は、どうやら見る角度によって文字が消えたり浮かび上がったりする仕掛けとなっているようで、大人の目線の高さからでは何も見えませんが、子供程度の目線の高さからならメッセージが浮かび上がるようになっています。
また、そこに浮かび上がったメッセージは「つまんないおとなの言うこときいてると、つまんないおとなになっちゃうぞ。」という、なかなかユーモアの効いた辛らつなもの。仕掛けといい、メッセージといいかなりウェットに富んだ面白い広告となっています。
見た人に強烈なインパクトを与え、メッセージを伝えるという意味では、素晴らしいこの広告。こういった広告なら、街に溢れていてもいいかもしれませんね。