犬ぞりというと、そりを犬に引かせる移動手段であり、その構造全体のことをいいますが、この犬は”自分自身がそりになる”というまったく新しい発想の元の犬ぞりを体現してしまいました。見ている分にはかなり楽しそうな犬ぞりをご覧ください。
寝転んで、上手い具合に足で雪を蹴ることで器用に雪の上を滑走してしまうこの犬。それほどスピードが出そうには思えませんが、結構な速さで滑走してしまいます。
この犬の様子を見ていた犬も、同じように滑走する技術を覚えたようで、途中からは2頭で仲良く斜面を滑り降りています。また、喉が渇いたのか、滑りながら雪を食べるという高等テクニックまで披露しています。
このリバーとトラウトという名前の2頭のラブラドール・レトリーバーは兄弟なんだそうで、こんなふうに森や雪で遊ぶのが大好きなんだそうです。新しい遊び方を覚えて、冬を心ゆくまで楽しむ可愛い2頭のラブラドール・レトリーバーの兄弟でした。