マスキングテープとは、塗装やシーリング・コーキング等の際に作業箇所以外を汚さないために貼る、保護用の粘着テープですが、ストリートアーティストのマックス・ゾーンさんは、このマスキングテープを貼っては切ってを繰り返すことで絵画を制作してしまいます。スタイリッシュでクールな「マスキングテープアート」をご覧ください。
バックライトの上に、マスキングテープを貼っては切ってを繰り返すことで肖像に陰影をつけていき、絵を浮かび上がらせていきます。マスキングテープの重ね具合によって、マスキングテープの茶色や黒色からバックライトの白色までの間のグラデーションを作っていきます。すると、繊細に切られたマスキングテープのグラデーションと、テープ本来の直線的な線を組み合わせることでスタイリッシュな絵画を描きます。
これまでに見たことがないような斬新な発想のアートですね。出来上がった作品だけでなく、制作過程もアートの一部のようになっているようで、今後新しいストリートアートとして認知されていくかもしれませんね。