ストリップ・ポーカーとは、チップをやり取りする代わりに脱衣をする宴会ゲームであり、日本での脱衣麻雀のようなものです。脱衣麻雀と同じくコンピュータ上のゲームの題材として扱われることが多いとされています。また、ドイツのゲームデザイナーのDieter Eckhardtが、1970年代後半にデュッセルドルフ郊外にある天文台にて稼動していたスパコン上で動作するストリップ・ポーカーを制作したのが、人類史上初のエロゲーと言われており、その歴史的・文化的価値は計り知れないゲームといえます。
ニューヨーク・マンハッタンにあるアートギャラリーでは、そんなストリップ・ポーカーを題材にした展示をして注目を集めています。430万ドル(約3億3400万円)の写真の芸術性が分からない人も、これなら分かるかもしれません。
参加者たちが展示品となるこのストリップ・ポーカー展では、路上からも見える場所でポーカーを行い、負けた人が服を脱いでいくというものです。
この催しは11月12日~19日までの1週間行われており、期間中の毎日午前10時30分~午後6時まで、参加者の7人は服を着てポーカーをしては脱ぎ、また服を着てはポーカーをして脱ぐということを繰り返しています。
ポーカーをしている参加者以外にも、街中を歩く一般の通行人も”覗く”ことでアートに参加することができます。
芸術のために一肌脱ごうと思う方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?