レディー・ガガの生肉のドレスに触発されたのか、ドイツ・ベルリンでユニークなファッションショーが開催されました。
この催しでは、食べ物をドレスにしてショーを行い、その後、ドレスを食べてしまおうというものだといいます。この奇妙な衣装の発案者は、ミシュランの星を獲得した凄腕シェフRoland Trettl氏です。
これら”ファッションフード”の写真50点は、ベルリンコミュニケーション博物館に展示されています。
主催者は、「”ファッションフード”の展示会だけでなく、芸術と料理の境界を崩し、消費と持続可能性の概念を探求したい」と考えています。
ベルリンコミュニケーション博物館の館長であるLieselotte Kugler氏は「写真はわいせつ・ポルノ画像ではないが、彼らはエロティックで挑発的に問題提起をしている」と話します。
また「これらは、食べ物の祭典です。ドイツで毎年捨てられている食品を考えなければならない(もちろん5000トンのパンを含めて)。誰もが食べ物との関わりと社会の中での工業化について検討する必要がある」と話しました。
展示会はベルリンコミュニケーション博物館で1月29日まで開かれています
衣装は単に視覚的に魅力的なだけでなく、バランスのとれた栄養価の高い食事を表すようにデザインされています。
また、全ての衣装ではないですが、ここで着た食品は数時間後には調理され、ごちそうになりました。
食べ物を衣服にすることで、食べ物への関心を呼び起こそうというユニークな試み。レディー・ガガに影響されてのことかは、明かされていません。