今やオシャレに欠かすことのできない「ネイルアート」ですが、イギリスではネイルアートに特化した個展が開催され話題となっています。
もはや、ネイルアートは”文化”や”芸術”の域にまで達したようです。
この個展は、イーストロンドンの芸術家グループが中心となって開かれたもので、ロンドンのトップレベルのネイルアーティストと協力して様々な作品を制作・展示しています。
個展を開いた意図は”イギリス初の個展を開くことで注目を集め、ファッションとアートのカラフルな融合を通してボディーアートに関する技術を知って欲しかった”ということのようです。
関係者のイザベル・ビーチャムさん(29歳)は「ネイルアートはハンドバッグやヘアスタイルと同じくらい語られている。」「しかし、驚くほどの才能を持ったネイルアーティストが(デザイナーなどに比べ)二の次にされることも多いです。」「だから、その能力を理解してもらいたいと思った。」と、ないがしろにされているネイルアートを正当に評価してもらいたいと語りました。
左から:主催の「DegreeArt.com」の取締役エリノア・オリサさん、学芸員ライアン・ランジさん、イザベル・ビーチャムさん
ネイルアート自体が普及してからまだ日が浅いため、社会的にもネイルアーティストがあまり評価されていませんが、ここまでくると一種の芸術だと考えてもよさそうですね。
しかし、日本でもネイルアートに嫌悪感を抱く人も少なくないのが現状です。服や髪型、化粧などと同等に扱われるには、もうすこし時間がかかりそうです。