ときに写真家の執念には驚かされます。
一見、デジタルアートのように見えるこれらの作品は、写真家のリンカーン・ハリソンさんによって撮影されました。冬のオーストラリアの夜空を、最大15時間粘って長時間露光によって撮影したというから驚きです。しかし、それに見合うだけの「美しい夜空」を写真に収めることができたようです。
撮影時間帯が日没~日の出だったこともあり、氷点下の中15時間も撮影していたそうです。
長時間露光によって、星の動きがそのままフィルムに残っていくことで、これらの美しい円が空に描かれた写真を撮影することができます。
ハリソン氏(36歳)はインターネットで洋服を売るための写真を撮るために、去年初めてカメラを買いました。2010年の10月に物を売るためにニコンのカメラを買いましたが、いつしかカメラの魅力に魅了され一週間後には8ミリレンズなどのアイテム一式を揃えていたそうです。そして、今では週に2,3回の撮影に出かけています。
オーストラリアに冬のイメージはあまりありませんでしが、これらの写真を見ていると冬のオーストラリアも結構良さそうな感じがしてきますね。