ミネソタ大学のダニエル・クロフォードさんは、気候変動のデータを音楽にすることで現在の状況を非常に分かりやすくする試みを行いました。過去130年に起こった温度変化を音の高低で表現した地球温暖化の歌をお聞きください。
演奏は動画1:00あたりから
気温の変動のデータを音楽にすることで分かりやすく伝えるこの試み。1880年以降の気温の変化を、チェロ演奏によって分かりやすく表現しています。
気温の変化がさほど顕著ではなかった19世紀以降半では、気温はむしろ低くくなっています。ところが20世紀半ばあたりから徐々に上がり始め、後半になると一気に上昇しました。この変化で、1880年当時と比べて平均1.4℃の気温上昇が起こりました。
原発事故以降、温暖化問題が放射能問題にすり替えられて温暖化に言及する人が少なくなりましたが、温暖化は絶え間なく続いています。この温暖化の歌を聞けば、感覚的にそんな危機を感じることができますね。