オーストラリアに生息する「スポッティッド・ハンドフィッシュ(Spotted handfish)」という魚は、まるで胸ビレと腹ビレが手足のように進化した不思議な生き物です。奇妙な魚をご覧ください。
スポッティッド・ハンドフィッシュは、2002年になって初めて発見された絶滅危惧種。アンコウの仲間で、深さ2m~30mの海底に生息しており、通常は5m~10m程度の水域を生息圏としているようです。
その特徴は、まるで手足のように進化した胸ビレと腹ビレ。スポッティッド・ハンドフィッシュは、魚なのにも関わらず泳ぐことよりもヒレで海底を歩くことのほうが得意だといいます。
ヒレがまるで足の指のようになっていますね。非常に珍しく奇妙な魚でした。