アメリカ・フロリダ州の国立海洋保護区には、海底に沈んでいる沈没船に絵画を飾って観賞する「海底美術館」が存在します。ダイバーにしか観賞が許されないユニークな美術館をご覧ください。
この美術館に使われているのは、2009年5月に海へ沈められた空軍で使われていたというミサイル追跡艦「ホイト・S・バンデンバーグ」。オーストリアの芸術写真家アンドレアス・フランケが制作したデジタル画像が12枚のパネルとなって磁石で設置されています。
水中で見ると、陸上で見る絵画とはまた異なる趣を醸しだすことができるようです。絵画だけでなく、それを観賞しているダイバーを含めて非常に絵になる美術館でした。