戦闘機が高速飛行をすると衝撃波が発生しますが、ブラジル空軍の戦闘機2機がブラジルの首都ブラジリアにある最高裁判所の上で低空飛行を行ったところ、衝撃波によって窓ガラスが全て割れる事故が発生しました。果たしてこの戦闘機はスピード違反で逮捕されてしまうのでしょうか。
今回の事故は、式典での演習飛行中に発生しました。映像では、戦闘機が建物の真上を通過した後に爆音が鳴り響き、その衝撃で建物の窓ガラスが割れる様子が確認できます。
今回使われていたのはフランス・ダッソー社製のミラージュ2000と見られており、音速の2倍以上で飛行することが出来る機体です。
今回の事故で、幸いにケガ人は1人も出なかったとのこと。軍当局は、裁判所に対し事件についての調査後に窓ガラス代の弁償を申し出ているといいます。