椎名誠の小説『蚊』は、6畳の部屋を蚊の大群が飛び回るという恐怖の物語ですが、ベラルーシで現実となってしまったようです。
5月14日、ベラルーシの首都ミンスクで蚊が大量発生する事件が起こりました。街は、蚊の大群によって覆われ、空には蚊の大群が雲のように浮かびました。
この現象は、異常なものというわけではないようです。
通常、湖で孵化した蚊の幼虫ボウフラは羽化して蚊になる際、風に飛ばされて死んでしまいますが、今年は風がほとんど吹かなかったため、全てのボウフラが羽化に成功。このような現象を引き起こしました。
例年は、夏ごろに羽化しますが、今年は異常に早かったことで多くの人が驚いたようです。
この映像は日本で撮影された蚊柱
おそらくこんな風になっていたんでしょうね。口を開けて走るところを想像しただけで、発狂しそうになりますね。