FPSゲームや戦争映画が好きな人の中には、「自分なら実際に戦場へ行っても上手く立ち回ることができる」「あの場面ではこうするべきだ」と、あたかも実際の戦場を経験したことがあるかのようなことを言う人がいます。しかし、本当にそんなに上手くいくのでしょうか。
今回は、戦闘中の兵士のヘルメットの視点カメラに収めれた、実際のアフガニスタンの戦場の様子をご紹介します。本当の戦争を知りたい人は必見です。
こちらの映像は、ブラボーカンパニーの小隊が、アフガニスタンを行軍中に敵と遭遇して戦闘している様子を撮影したものです。
壁に隠れて銃を乱射していますが、敵がどこにいるのか分からないため、隠れながら敵を攻撃しています。また、壁からはほとんど身体を乗り出すことなく、映画やゲームのように狙いを定めることなく銃を撃ちます。
常に攻撃している状態を保つため、数人いる仲間と交代で銃を撃ち続け、その合間に銃弾の装填を行っています。弾丸の装填には、時間と手間がかかり、その間は非常に危険なことがよく分かります。
動画の後半になると、どこにいるのか分からない敵にいらだった兵士が、手榴弾を投げ込んで攻撃します。また、実際の戦場では、戦闘の合間に水分補給をするなどしています。
テレビや映画、ゲームの世界では、銃弾の装填にこれほど時間が必要なことや手榴弾を投げるためにわざわざ手袋を外さなくてはいけないこと、戦闘中に水を飲むことなどは分かりません。リアルな戦場での戦闘は私たちが想像するよりも、もっと生々しいもののようです。
死ねよゴキブリ