人間と猿の中間とされるミッシングリンク「Karabo」の復元写真が公開される!!


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ミッシングリンクとは、生物が進化する過程で期待される連続性のうち、見つかっていない間の部分を指す言葉です。つまり人間の場合、猿のような生物から人間に進化する過程で、その間を埋める「猿のような人間」もしくは「人間のような猿」の存在がミッシングリンクにあたります。

今回、2008年に発見された「Karabo」と呼ばれる200万年前の化石から、人間と猿の中間のような生物が復元されました。

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これが「Karabo」の復元写真。友達に1人くらいいそうな顔ですね

復元の専門家John Gurcheさんによって復元された「Karabo」は、2008年に南アフリカの洞窟から発見された化石で、13歳前後の少年の骨格とされています。

「Karabo」の正式は種類は”アウストラロピテクスセディバ”となっており、体長は4フィート4インチ(約132cm)で直立歩行二足をしていたことが分かりました。さらに歯の大きさから道具を使って食品を調理していた可能性があります。さらに、鼻の形は人間に似ており、シワからもチンパンジーには出来ない笑顔を作れたことが推測できます。


「Karabo」の手の化石

研究者を驚かせたのは、そのでした。ヨハネスブルグのウィットウォーターランド大学で進化生物学の研究をしているリー・バーガー教授は「我々が見たことがないものでした」と語りました。

その手は明らかにチンパンジーのものとは異なっており、道具を使うことができる構造となっています。

猿やチンパンジーなどの手には、木を掴むために親指が他の4指と向かい合っている対向指性という特徴があります。「Karabo」の手は、現在の人間と同じように5本の指が同じ方向を向いていることが分かります。


アウストラロピテクスセディバの化石


歯が小さいことから、道具を使っての調理をしていた可能性が考えられます

アウストラロピテクスセディバの化石は、13歳と推定される「Karabo」と30代の女性の2体分が発見されており、おそらく女性の方は「Karabo」の母親だと推測されています。

これらの化石の最初の骨片は、バーガー教授の9歳の息子が発掘現場近くで発見しました。その後、化石はロンドンの自然史博物館で展示されています。

少しずつ見つかるミッシングリンクによって徐々にですが、人間の進化の謎が解き明かされています。人間が、どこから来てどのように変化したのか解き明かされるのも時間の問題かもしれません。

参照

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