ホラー映画に出てきそうな人間の赤ちゃんを思わせるロボットが開発されました。この「iCub」というロボットは、人間のように周辺の環境との相互作用によって学習するように設計されています。
学習タイプの人間型ロボットといえば、一世を風靡した不気味な「CB2」を想像する方も多いとは思いますが、「iCub」も同様に不気味な印象を受ける表情と動きをしています。
こちらは日本で開発された「CB2」
これらのロボットは、人間が周辺の環境からの影響を受けて学習し成長するのを模して設計・制作されています。そのため、ハイハイをしたりボールをつかんだりすることによって、少しずつ学習し成長することができるようです。
また、これらのロボットを不気味に感じるのは、人間に似せたロボットはある一定レベルに達すると「不気味の谷」と呼ばれる不快な印象を与える感情的反応を起こす現象によるものだといわれています。
最初からプログラミングするのではなく、自分自身で成長できるからこそ、さまざまな環境に適応できるロボットが生まれるのでしょうね。