アメリカの器械体操選手ポール・ハントは、男性にも関わらず器械体操の女子競技をレオタードを着て披露してしまいます。コメディタッチで非常にユニークな面白すぎる体操競技をご覧ください。
体操競技では通常、男子は床運動(ゆか)・鞍馬(あん馬)・吊り輪(つり輪)・跳馬・平行棒・鉄棒の6種目、女子は跳馬・段違い平行棒・平均台・床運動の4種目を行い、さらに同じ競技でもルールが男女でも異なります。
そのため、通常なら絶対に男子は女子の演技をできませんが、ポール・ハントは単純に演技するだけでなくコメディタッチで披露してしまいます。
段違い平行棒
男子なら鉄棒が一番近い動きですが、この段違い平行棒では女子の演技を超えるようなユニークな技の数々が披露されています。
床
床
こちらは床。男子にも床の演技はありますが、女子のように音楽に合わせたバレエのような動きは行いません。しかし、ここでも音楽に合わせてとっても可愛らしい演技を披露しています。
平均台
平均台は、男子競技には似たものがなく普通なら絶対に演技できません。ところがポール・ハントは、見事なバランス感覚でこれまでにない斬新な演技を披露しています。
筋肉ムキムキのおっさんがレオタードを着て舞っていれば気持ち悪くなるはずですが、ポール・ハントの場合はなぜか可愛くさえ見えてしまう不思議さがありますね。素晴らしい演技力を発揮するポール・ハントのコメディ体操でした。