アメリカの911緊急電話とは、日本の110番、119番にあたるものです。アメリカ・ニューヨークでかけられる911緊急電話の約40%が、ポケットに入れていたスマートフォンから偶然にお尻でかけられていたものだということが分かりました。
情報によると、2010年における911緊急電話は1040万件にのぼり、その38%、1日にして10700件がお尻で偶然かけられたものでした。
これらの誤作動は、折りたたみ式携帯電話では発生していなかったようで、スマートフォンの増加とともに急増したといいます。
スマートフォンのボタン機能を消さずにそのままカバンやポケットに入れた場合、偶然にも「911」のボタンが押されることが原因となっています。スマートフォンでは、タッチスクリーンであるためボタンを強く押す必要がなく、さらに3桁という短い数字が問題に拍車をかけているようです。
さらに、緊急電話がオペレーターと繋がった際、電話にでないことから心臓発作を引き起こして話せないと判断されることもあります。加えて、太った人ならポケットに入れたスマートフォンからの話し声が一切聞こえない事案もでているようです。
911緊急電話誤報は、太っていることでボタンを押す頻度が増え、さらに音まで聞こえなくなるということのようです。ニューヨーカーには、早急なダイエットが必要なようですね。