サッカーをご存知の方なら、1試合の中で3得点する「ハットトリック」のスゴさがよく分かると思いますが、フィンランドのプロサッカーリーグで、なんと2分42秒のうちにハットトリックを達成してしまった選手が登場し話題となっています。とりあえず、夢のようなミラクルプレイをご覧ください。
この事件は、4月15日フィンランドプロサッカーリーグの最上位リーグ「ヴェイッカウスリーガ」で行われたHJKヘルシンキとIFKマリエハムンとの試合で起こりました。
後半25分、0-1で負けていたHJKヘルシンキにミラクルが発生します。今季まだ2試合目の出場にとどまっていた17歳のJoel Pohjanpalo選手が、わずか2分42秒の間に3ゴールを決めて逆転に成功してしまいます。
1点目はクロスからのヘディング、2点目は振り返り様の左足シュート、3点目は自らドリブルで持ち込んで右足シュート。たった3分間での逆転劇に、観客も大興奮しています。
Joel Pohjanpalo選手は、2011年には16歳という若さでHJKヘルシンキのリザーブチーム・クルビ04に入団し21試合で33ゴールを挙げいたといいます。また、今年の初めにはリバプールからも声が掛かっていたそうで、サッカー界期待の超新星だといえそうです。
ゴールの全てがラッキーゴールではないだけに、ポテンシャルの高さがうかがえます。この調子なら、数年後には世界トップクラスのリーグでプレイしている可能性もありますね。