粉瘤腫とは、新陳代謝によって表皮から剥がれ落ちる垢などの老廃物が、皮膚内部(真皮)に溜まることによってできる良性の嚢胞性病変の総称です。簡単に言ってしまえば「できもの」です。
今回は、背中にできた巨大な粉瘤腫を取り除く手術映像をご紹介します。とんでもない量の粉瘤腫が出てくるため閲覧には注意してください。
粉瘤腫は、放置しておくと感染症を引き起こすことがあるため、局所麻酔を行い袋ごと切除する手術を行うのが一般的です。今回の手術では、背中をメスで切って、中に溜まっている老廃物などを掻き出しています。
メスで切開された患部に棒のような器具を突き刺し、老廃物を掻き出している様子が確認できます。また、切り口の周りを搾り出すように抑えると、白い老廃物が大量にニュルニュルっと出てきます。
そして最後には、傷口にゴムのようなものを詰め込み上からガーゼを貼って処置が終わったようです。
途中に登場する撮影者にも驚かされますが、背中にこれだけの老廃物が溜まっていたらさぞかし痛かったでしょうね。粉瘤腫除去手術映像でした。
除去嚢胞にきび飛び出ます!!!!!!!!!!!!