以前、ファンタジーと盆栽を融合させた画期的で斬新な盆栽アートをご紹介しましたが、アーティストのケビン・アイリスさんは無機質であるはずの金属をまるで生きている木のようにしてしまう盆栽のような木の彫刻を制作しています。アルミ線で作られた美しい木の彫刻をご覧ください。
ケビン・アイリスさんは、アルミ線による木の彫刻を作り続けて23年になるそうで、これらの彫刻はアルミ線以外使っていないといいます。つまり、接着剤で束ねたり、コーティング材を使うことなく、アルミ線をねじるだけでこれら木の形を創造しています。
これらの彫刻の作成には信じられないほどの手間と時間がかかるといい、一番上の彫刻には10062枚の葉がついており、作成には4ヶ月、延べ450時間以上がかかったといいます。
その木のうねり方は、まるで盆栽のようでもあり、飾り方によっては盆栽と間違えてしまうほどの精巧さを兼ね備えています。
アルミ線だけで作られていることが信じられない、まるで盆栽のようなアルミ線彫刻でした。