奇しくも広島に原爆が投下された日にインターネットは誕生しました。
1991年8月6日に最初のウェブページが公開されてから20年、現在では196億8000万のウェブページが存在します。
最初は研究者が、研究室のデータを共有するためにリンクを張った簡単なページからスタートしました。しかし、それ以来20年間経った今では数十億人の生活の一部となっています。
最初のウェブページ、サー・ティモシー・ジョン・バーナーズ=リーによって開発されました。
バーナーズ=リーは1980年6月にスイス・ジュネーヴの欧州原子核研究機構(CERN)にソフトウェア技術のコンサルタントとして6ヶ月間在籍していました。
数千人に上る研究者や参加者に効率よく情報を行き渡らせるためのシステム開発を命じられましたが、その際に個人的開発作業の一環としてランダムに他の文書と連結できる仕組みを持ったENQUIREを開発しました。これこそがワールド・ワイド・ウェブの概念の基礎となりました。
その後、1991年にウェブを公開しました。1992年には50のサーバーがあった程度でしたが、現在では196億8000万ページもの莫大な数のウェブページが作り上げられました。
インターネットは1990年代後半~2000年代初めにおけるインターネット企業の増加、ソーシャルネットワークの普及などによって凄まじいスピ-ドで成長しました。
グーグルは容易な情報の検索を可能にしインターネットアクセスを増加させました
iPad2やスマートフォンの普及により、インターネットはより自由に。
これまでRUNケーブルやパソコンに縛られていたインターネットも、iPadやスマートフォンなどのデバイスの進化と無線技術の向上によってより自由なものとなっています。
これからの20年でインターネットはいったいどのようになっていくのでしょうか。