コスタリカのアルトラス野生生物保護区を訪れているコヨーテ・ピーターソンさんは、ミユビナマケモノとフタユビナマケモノの違いを説明します。同じナマケモノでもちょっと違うようです。
ナマケモノには、ミユビナマケモノとフタユビナマケモノという2つの種類が存在します。
ミユビナマケモノは、 前後両足の指が3本であり、小さな尾をもちます。通常哺乳類の頸椎は7個でありますが、ミユビナマケモノ科の頸椎は9個ある。首を270度回転させることができるため、体を動かさずに周りの葉を食べることができます。
フタユビナマケモノは、前足の指が2本、後足の指が3本であり、尾は全くないか、わずかな痕跡があるのみ。頸椎はホフマンナマケモノで6個、フタユビナマケモノで7個。双方を外見で判別することは困難であり、しばしば、X線撮影で頸椎の数を調べることで判別しています。ミユビナマケモノ科に比べ、気性が荒く動作も素早いとのこと。
同じナマケモノで見た目もそっくりですが、意外にも多くの違いがあるようですね。