日夜、さまざまなモノが大量に運ばれていますが、海外にモノが運ばれるときにはどのような経路を通るのでしょうか。今回は、巨大コンテナがスウェーデンからアメリカ・オレゴン州へと運ばれる様子をとらえたタイムラプス映像をご紹介します。
スウェーデンを出発する巨大コンテナは、鉄道によって運ばれてきました。その後、クレーンで巨大船に積載されると、スウェーデンを離れてアメリカへと向かいます。
大西洋を横断してパナマ運河を通り、アメリカ大陸の西海岸に到着すると、再びクレーンで引き上げられ、はしけへと積まれます。
はしけは船によって牽引されて川を上り、オレゴン州に到着。運ばれたコンテナは、巨大なトラックに積載されて、交通規制をしながら道路を移動し目的地へと到着しました。
運んでいたものは高圧直流送電線用機器。主輪は400トンですが、輸送には65日を要し、総移動距離は1万8262kmにも及びました。
スウェーデンでは鉄道輸送が基本ですが、自動車大国アメリカではトラックで移動させるようですね。またはしけを使って川を移動するというのも意外な方法でした。