以前「IEユーザーは他のブラウザを使うユーザーよりもIQが低いことが判明」ということを当サイトでもご紹介しました、この調査が「ウソ」である可能性が非常に高いことが分かりました。
この調査結果の内容が、各国の新聞やテレビ、ニュースサイト等で報道されていました。
しかし、情報の発信元である「AptiQuant Psychometric Consulting Company」という企業がサイトを立ち上げたのはなんと1ヶ月前。さらにスタッフの写真はフランスのあるサイトからコピーしたものでした。
そのサイトの調査結果を各ニュースサイトやテレビ、新聞が発表したことにより、「デマ」情報が世界中に飛び火したようです。
また、情報元となった会社のブログで「ホラ話だった」ということが暴露され、さらに「ほんの軽いジョークのつもりだった」としています。
今回の事件は、信用のあるニュースサイトやテレビ、新聞が報じたことによって情報の信憑性が高まりソーシャルメディアによってさまざまなところに波及したことが分かります。
当サイトでも、大手メディアをいくつか確認し「信用のおける情報」としたことで、ニセ情報の波及に一役買ってしまいました。今後はさらに論理的な考察によって情報の真偽を見定めていかなければならないと痛感しました。
今回の誤報によって不快な思いをされた方に関しましては、この場を借りてお詫び申し上げます。
「IE離れにIQが影響」は巧妙な捏造、悪質な宣伝行為の疑いも―【私の論評】会社でも、個人でも、間違った情報を掲載しないことが、信頼を増す!!
ブログ名:「Funny Restaurant 犬とレストランとイタリア料理」
こんにちは。マイコミジャーナルにも掲載された、この問題になった記事、この元の記事、私もブログに掲載しようと思いましたが、結局やめました。なぜなら、道具一般ついて、考えを巡らせば、果たして使う道具によって、IQなどが左右されるのか、あるいは、特定の道具を、特にIQの高い人が使ったり、逆に低い人が使ったりする頻度が多くなるということは非常に考えにくいです。世の中には、こうした、似非情報を流す人など大勢います。たとえば、血液型性格診断、原発に関するものでも、財政破綻などに関すもの、エコに関するものなど、本当にきりがありません。メディアは、会社でも、個人でも、間違った情報を掲載しないことが、信頼を増すということだと思います。詳細は、是非私のブログを御覧になってください。