市場調査会社Canalysの報告によると、Googleが開発したスマートフォン用のOSであるAndroidは2011年第2四半期のスマートフォン市場の48%を獲得しました。
この数字は過去最高のもので、2010年の第4四半期の32.9%から大きくシェアを伸ばしました。
Androidは前年比成長率が73%と世界全体で急速に成長し、2011年第2四半期の出荷によって1億0770万台のスマートフォンに導入されたことにより1億台の大台を突破しました。
2011年第2四半期だけでAndroidベースのスマートフォン出荷台数は5190万台に達し前年比で379%増となったことが、急成長の大きな要因となっています。また、サムスン、LG、モトローラ、ソニーエリクソンなどが出したのAndroidベースのスマートフォンがAndroid普及の触媒となっているようです。
アップル社はIOSによってノキアを追い越し2位へ浮上、2030万台のiPhoneの出荷によって19%のシェアを握りました。
スマートフォンのOS市場の競争は増しており、現在はグーグルが優勢のようですが、アップル社の「iPhone5」投入が今後市場にどのような影響を与えるかが注目されます。