以前、自動車で走るだけで『千と千尋の神隠し』のテーマ曲が流れてくる道路をご紹介しましたが、富士山にある道路「富士スバルライン」でも走るだけで音楽が流れてくるといいます。とっても不思議な道路の音をお聞きください。
映像の冒頭部分に走っている道路では、全く普通の音しかしていませんが、動画0:40あたりに見えるマークから音楽が聞こえはじめます。
この音楽が聞こえる道は、メロディーロードと呼ばれるもので日本各地に存在するといいます。
音が鳴る仕組みは、アスファルトやコンクリート舗装路面に深さ3mm~6mm、幅6mm~24mm、長さ2.9m~3.1mの溝を道路横断方向に複数切削することにより、車両走行時に発生する舗装とタイヤとの接触走行音を適切に設定することで、走行音があたかも音楽を奏でるかのような音がでるといいます。また、溝から溝までの距離の調整によって走行音の音階や音域等の発生を調整でき、溝の切削幅を変える事により発生音量の大小を調整できます。
富士スバルラインで奏でられている曲は「ふじの山」だそうで、この場所以外にも全国各地にメロディーロードは存在しています。