『座頭市千両首』とは、1964年の勝新太郎の代表作「座頭市シリーズの第6作目の日本映画。今回は、この中で当時33歳だった勝新太郎演じる座頭市の居合いシーンをご紹介します。驚くべき早業をご覧ください。
映像は、『座頭市千両首』の中の博打を行うシーン。座頭市が一文銭を刀で切れるかを賭けます。勝新太郎の居合いは、この一文銭を切る場面で行われます。
居合いは動画3:40あたりからはじまり、投げた一文銭を火鉢にあった火鉢を投げて天井に突き刺し、その落ちる音から場所を探り(座等市は盲目のため)居合いで一文銭を斬ります。この際、刀を順手で抜いてから反転させ一瞬で鞘に収めますが、このスピードが尋常ではありません。
今の役者には絶対にできないような迫力のある演技と早業で魅せる勝新太郎の座頭市でした。