アップルがMacの壁紙にも採用した北海道の「青い池」が美しい!!


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北海道上川郡美瑛町白金には、青い池と呼ばれる美しい人造池が存在します。「白金の青い池」「美瑛白金青い池」などとも呼ばれ、あまりの美しさにアップル社MacBook Proの、2012年7月25日に発売された新OSであるMountain Lionのデスクトップの背景、いわゆる壁紙に採用されました。今回は、そんな「青い池」をご紹介します。

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青い池は、美瑛町の東南部、美瑛川左岸の標高約500mに位置しており、十勝岳の麓に湧く白金温泉から約2.5km北西の地点にあります。座標リンクに示した位置の国土地理院発行2万5千分の1地形図では水たまりと見なされているため水面は描かれていないが、グーグル等の衛星画像では青色の水面を確認することができます。

この池は1988年(昭和63年)12月に噴火した十勝岳の堆積物による火山泥流災害を防ぐため、美瑛川本流に複数建設された堰堤のひとつに水が溜まって形成されました。

この堰堤はコンクリートブロックによるもので、北海道開発局により1989年(平成元年)6月に着工され同年年末に完成しました。美瑛川を横切る形で施工され、本流から離れた両岸の森林内部まで堰堤が造られた結果、美瑛川左岸側のブロック堰堤に水が溜まるようになり、周囲に自生していたカラマツ、白樺等の樹木は、水没し立ち枯れました。そのため、目的を持って造られた溜池や貯水池などとは異なり、青い池は偶発的に人造池となったものといえます。

この付近の湧水には水酸化アルミニウムなど、主に白色系の微粒子が含まれており、美瑛川本流の水と混ざることによって分散され一種のコロイドが生成されます。水中に差し込んだ太陽光がコロイドの粒子と衝突散乱して水の吸収による青色の透過光が加わり、美しい青色に見えると言われています。

水の青さと立ち枯れた木々の幻想的な景観から、その存在がカメラマン等を中心に口コミで広がり、いつの頃から誰からともなく「青い池」と呼ばれるようになりました。

2012年7月に発売されたアップル社の新OS、Mountain Lionの15種類の壁紙のひとつに、青い池の写真が採用されました。この写真は、地元美瑛町在住の写真家、Kent Shiraishiによって、初雪が池に降る10月下旬に撮影されたもの。

「青池と初雪」(英題:Blue Pond & First Snow)と名付けられたこの写真は、ナショナルジオグラフィック主催ナショジオ・フォトコンテスト2011の「Nature 自然・動物部門」の奨励賞にも選出されており、翌2012年6月にサンフランシスコで開催されたWorldwide Developers Conference(通称WWDC)のプレゼンテーションでは、会場に設けられた大型スクリーンに画像が映し出されました。その際、各国から集まったデベロッパーの前で、アップル社のスタッフにより「今まで我々が作った中で、世界一美しい画面である」と絶賛されています。

参照

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