2012年8月31日、マリア・モンテッソーリの生誕142周年を記念して「マリア モンテッソーリ」仕様にグーグルロゴデザインが変更されました。マリア・モンテッソーリは、イタリアの医学博士、幼児教育者、科学者、フェミニストであり、モンテッソーリ教育法の開発者として知られる人物です。
マリア・モンテッソーリ(1870年8月31日 – 1952年5月6日)は、イタリアで初となる女性医師として知られる人物で、性差別を受けながらも精神病院で働き、障害児たちの教育を通して感覚教育法に多大な影響を与えました。
障害児の治療教育で一通りの成果を挙げた感覚教育法は、後にモンテッソーリ教育と呼ばれる独自の幼児教育法として確立されました。
彼女の確立したモンテッソーリ教育の生徒には、アンネ・フランク、ジャクリーン・ケネディ・オナシスなどの有名人をはじめ、ワシントン・ポスト誌の経営者および、ジャーナリストだったキャサリン・グラハム、 Amazon.comの創立者ジェフ・ベゾス、Googleの共同創立者セルゲイ・ブリン、ラリー・ペイジ、wikipedia創設者ジミー・ウェールズなどもモンテッソーリ・スクール出身者として知られています。
そんなマリア・モンテッソーリをイメージした今回のグーグルロゴでは、モンテッソーリ教育の感覚教育に使われる教材がデザインされており、ロゴをクリックすることで「マリア モンテッソーリ」をキーワードとした検索結果が表示されます。