人工知能とは、コンピュータに人間と同様の知能を実現させる技術ですが、これに遺伝的アルゴリズムを駆使することでスーパーマリオブラザーズをスムーズにクリアさせてみる試みをご紹介します。なんだか凄いスーパーマリオブラザーズをご覧ください。
この実験では、20体の遺伝子データを持つマリオから、優秀な成績を出した2体マリオを選別し掛け合わすということを繰り返すことで優秀なマリオを作るというもの。突然変異などによっても遺伝データは変動し、世代が進むことに優れたマリオが作られていきます。
世代が進むことに優れた遺伝データが生み出され、より環境に適した動きをするマリオが作られていきます。そして195世代にして、やっと1-1をクリアできるマリオが誕生しました。
進化の過程を単純化したこの実験ですが、なかなか面白い試みですね。この技術をより進歩させれば、人間を超えるプレイをコンピュータが行うようになるんでしょうね。