株式会社ジャストシステムが、セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用して、「ソーシャルゲームに関する利用状況調査」を実施したところ、ユーザーの半数が課金経験があると答え、60%がお金を無駄に使ってしまったと反省・後悔していると答えました。
ソーシャルゲーム利用者に対して、有料アイテムを購入するなどの課金経験の有無について「ある」と答えたのは、48.5%でした。
最もお金を使っている項目では、1位「アバター関連のファッションアイテム」(20.3%)、2位「回復/時間短縮用アイテム」(19.6%)、3位「ガチャ/景品くじ(コンプガチャ以外)」(16.2%)、4位「ガチャ/景品くじ(コンプガチャ)」(15.4%)という結果となりました。
また課金ユーザーに、ソーシャルゲームに使用した金額について質問したところ、「反省・後悔している」「どちらかと言えば反省・後悔している」と回答したのは60.6%。
さらに「反省・後悔」と回答したユーザーに対し、今後の使用金額について聞いたところ、「減らしたい」と回答したユーザーは46.3%、「ゼロにしたい」と回答したユーザーが40.8%にのぼりました。
ソーシャルゲームについてはお金以外にも「反省・後悔」しているユーザーも多く、ソーシャルゲーム利用ユーザーに、費やしたプレイ時間について質問したところ「反省・後悔している」「どちらかと言えば反省・後悔している」と回答したユーザーが合わせて41.2%いたといいます。
「反省・後悔」と回答したユーザーに対し、今後のプレイ時間について聞いたところ、「減らしたい」と回答したユーザーが55.6%、「ゼロにしたい」と回答したユーザーが16.3%いたとのこと。
このほかにも1ヶ月の平均使用額は「1,000円以内」が55.3%、課金ユーザーの約9割が「5,000円以内」という結果に。一方で、月間平均使用金額が「30,000円以上」というヘビーユーザーも2.3%いました。
問題となっていた「コンプガチャ」規制後については、課金ユーザーの31.9%が使用金額減少しているという結果がでました。一方、使用金額が「変わらない」が61.9%、「非常に増えた」「やや増えた」があわせて6.2%となり、影響は限定的なものと言えるかもしれません。
使用金額が減らない理由としては、「元々、コンプガチャが動機ではなかったから」という回答が67.9%を占めました。