2007年に設立されたベトナムの格安航空会社「ベトジェットエア」が、機内で開催した美女によるビキニダンスショーついて、ベトナム航空当局が罰金を科すことが明らかとなりました。一方で、この様子を撮影した動画は、インターネット上で話題となっており、プロモーションには大成功したようです。
情報によると、「ベトジェットエア」は2011年12月からスタートしたばかりの新規参入組で、現在はいかに多くの利用者に振り向いてもらえるかが重要なポイントとなっている。そこで8月3日、新規路線の初飛行上で話題作りとなる機内イベントを用意しました。
このイベントはホーチミンと南部の都市ニャチャンを1時間で結ぶ新規路線の運航初日となる8月3日、「海岸沿いの街」ニャチャンをイメージして、さまざまなミスコンの優勝者を集めた水着ダンスショーを機内で行うというもの。
ショーは、乗客へのサプライズとして安定飛行に移ったタイミングで開始。3分という短い時間でしたが、ビキニ美女たちのダンスに多くの人が熱狂。さらに写真や動画が撮影され、これがインターネット上で話題となりました。
ところが、イベントの話題を知ったベトナム航空局が「航空規則に違反した」としてベトジェットエアに2000万ドン(約7万5000円)の罰金命令を下しました。一方のベトジェットエアは、「ショーは安定飛行を確認してから行った」「乗客が使った携帯電話もムービーモードだけ」だったとして安全性に問題がなかったと説明しています。
今回の罰金でさらに話題となったベトジェットエア。罰金を受けたものの、それ以上の収穫があったと言えそうですね。