コンピュータの発達とともに、乗り物やロボットが自主的に行動できる「自律操縦」の研究が進められてきました。最近では、グーグルの開発した自律走行自動車などが一般的に知られていますが、マサチューセッツ工科大学(MIT)は障害物を避けて自律飛行できる画期的な飛行機ロボットの開発に成功しました。
映像では、室内を縦横無尽に飛び回る飛行機ラジコンが確認できます。この飛行機は、誰かが操縦しているわけではなく、自分で障害を感知して避けています。
非常に狭い場所や障害物の多い場所でも、非常にスムーズに飛行することが可能となっています。
この飛行機の素晴らしい点は、自律飛行に使われている材料がオンボードセンサー、レーザー、一般的なプロセッサだけと非常に簡素なもので、さらに普及している固定翼飛行機で自律飛行を可能としている2点です。そのため、安価で実用化することが可能となりそうです。
近い将来には、あらゆるものが自動操縦で行われるのかもしれませんね。