クレッセントは3D&バーチャル リアリティ展において、VR没入体感型エンターテイメントシステム「イマーシブ デジタル エンターテイメント」の展示をおこないました。このシステムは、ヘッドマウントディスプレイを装着し、360°見渡す事の出来る仮想空間の中でゲームを体感する事ができるコンテンツで、開発は映画「Final Fantasy」のCGディレクターでもある4Dブレインの秋山貴彦監督が手掛けました。
秋山貴彦監督は、今まで産業界だけで行なわれてきた「バーチャルリアリティ」をエンターテイメントに応用しようと考え製作されたそうです。また今までのようにスクリーンを見て楽しむという方法とは違った、その世界に”入り込む”ことによって体感することができるものを作りたいといいます。
このシステムでは、ウェアラブルヘッドマウントディスプレイ「HEWDD-768」、リアルタイム・レンダリング技術「3DVIA Virtools」、画像解析技術「4Dviews」、モーションキャプチャ専用超高画素カメラ「Vicon」等を統合してプラットフォーム化する事で、ユーザーの動きや手にとるアイテムがVR空間とリアルタイムに連動する事を可能としています。
今後は自分の考えたことを映像に反映できるようにするなどの構想があるようで、単なるゲームなどとは違った新しいものを作ることえを目指しているそうです。