世の中には、今なお多くの理不尽な差別が存在しています。国籍、民族、宗教、性別、肌の色などによって人を分け隔てることが当然だと考える人も少なくありません。
今回は、差別というものを子供に教えるためジェーン・エリオット先生が行った「クラスの生徒を青と茶色という2つの目の色で優劣をつける」という社会実験授業の映像をご紹介します。
エリオット先生が、この授業をのは1968年4月のこと。マーティン・ルーサー・キング牧師の暗殺がこの授業を始めるきっかけになったそうです。
目の色によって別けられた生徒たちは、始めは冗談のように取り扱っていたものの、徐々に差別を始めます。青い目の子供を偉いとすると、青い目の子供が茶色い目の子供を差別するようになりました。しかし、茶色い目の子供を偉いとすると状況が正反対になります。
さらに、茶色い目の子供を優れていると教え込むと、やる気や自信が生まれ優れた結果を残すという現象が起こりました。
この授業を受けた子供たちは、目の色や肌の色で個人を判断できないことを理解できたに違いありません。子供たちでも分かるようなことを、世界中の大人たちも理解しなくてはいけませんね。
実際にやって見てたら、
新たに生まれた差別意識が最後までぬぐえなかったり、子供達が
人から外観をどうみられているのかを異様に気にすようになったりするような
大失敗の事例が数多くでてきて教育論の黒歴史扱いだよな。。