最近では、ウナギは漁獲量が減少しており非常に値段が高騰しています。一方でウナギに似ているアナゴは、それほど値段が高騰しておらずウナギとの類似性から代替に使われることも検討されています。
そんなウナギとアナゴですが、実は食品としての違いは脂の量にしかないといいます。そんな違いに着目した人が、ウナギをアナゴにする実験を試みたようです。果たしてウナギはアナゴになるのでしょうか。
今回の実験では、ヘルシオでウナギの脂を落としてアナゴの味になるのかが試されました。
味のテストでは素人の男女とプロの料理人が行いましたが、結果としてはウナギの脂を落としてもウナギの味がしたといいます。
そもそも生き物として、ウナギとアナゴ(マアナゴ)はどちらもウナギ目に属していますが、ウナギはウナギ科、アナゴはアナゴ科の魚であり種類が異なります。そのため、どうしても脂の量を変えたくらいでは味の全てが変わるわけではないようです。
今回の実験では、ウナギをアナゴにすることはできませんでしたが、もしかするとアナゴに脂を添加すればウナギっぽい味になるかもしれませんね。