以前、3mの滑走で離陸できる短距離離陸垂直着陸機(STOVL機)をご紹介しましたが、今回は翼の上に設置された筒状のタービンを回転させることで空を飛ぶことのできる短距離離着陸機(STOL機)のラジコン飛行機をご紹介します。奇妙な形状の不思議な飛行機をご覧ください。
短距離離着陸機(STOL機)とは、通常の航空機に比べ短い距離で離着陸できるもののこと。高揚力フラップやスラストリバーサなどを使うことによって短い距離での離着陸を可能にしている。CTOL機とSTOL機との間の区分は曖昧であり、同クラスの航空機より明らかに短い距離で離着陸が可能、もしくは短い距離での離着陸を意識した設計の固定翼機をSTOL機と呼ぶ場合が多いといいます。
映像の短距離離着陸機(STOL機)のラジコンは、固定されたタービンで飛行する非常に珍しいもの。有人飛行機への開発も想定されています。
この飛行機の利点は、長い滑走路が必要なく離陸でき、ジェットエンジンに比べ非常に安価で製造できます。さらに騒音を出さず、安定性が高いため乱気流でも飛行することが可能。加えてタービンが壊れても自動回転着陸が可能で低速での飛行可能です。
用途や場所によっては、普通の飛行機よりも利便性に優れていそうですね。
マグナス効果使ったやつか