ニューヨークで1本200円の水道水しか販売していないカフェがオープンして話題に!!

日本なら、そこらへんの公園で水道の蛇口をひねれば、タダで好きなだけ水を飲むことができますが、アメリカ・ニューヨークでは1本2.5ドル(約200円)の水道水しか販売していないカフェがオープンして話題になっています。どこでも飲めるような水道水が200円もすると詐欺のようにも思えますが、カフェの経営者は水の品質に自信を持っており正当な価格だとしています。

この「Molecule」という名前の水道水カフェでは、7段階の濾過システムによって水道水をより上質なものへと加工しているといい、約450グラムのボトル1本を2.5ドル(約200円)という水道水としてはありえない価格で販売しています。

また、この水道水を精製するための機械を調達するのに、2万5000ドル(約200万円)もの費用を費やしたといいます。

経営者は、アレキサンダー・ブネさんとアダム・ルフさんで、ルフさんがカリフォルニア州からニューヨークへ引っ越して来た際に、あまりに水道水が美味しくなかったため美味しい水を提供できるこのカフェを開くこととなったといいます。

このカフェで提供される水は、水道水に含まれる塩素などの化学薬品を取り除く一方で、ミネラルまでも除去されるため不自然な味がするとの声も上がっており、一部の人からは詐欺だとされています。

しかし、1ドル(約80円)を追加することで、ビタミン、ミネラル、植物の根の混合物、ハーブ、果物、きのこの混合物を添加することができ、自分だけの天然のスポーツドリンクを作れるといいます。

280円も払って添加物入りの水道水を飲むくらいなら、ジュースやミネラルウォーターを買えばいいような気もしますが、果たしてニューヨークで始まった新ビジネスは成功するのでしょうか。

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