食うか食われるかの弱肉強食の自然界では、力が弱いものはどれだけ理不尽なことがあっても力の強いものにひれ伏すしかありません。そんな自然界で、多くの人が最も強い動物として挙げるのは、トラやライオンといった肉食動物です。ところが実際には、人間の方が強いのかもしれません。
今回は、アフリカのサバンナでライオンから獲物を奪い取る人々をとらえた映像をご紹介します。
凶暴なライオンから獲物を奪い取るという荒業を行っているのは、その名も「ドロボ族」の人々。足跡からライオンを追跡し、15頭ものライオンが捕らえた獲物を食べている最中に、たった3人でゆっくりと歩いて近づくことでライオンを追い払い、獲物の肉を奪います。
彼らは大した武器も持っていないため実際にライオンより強いわけではないようで、”強そう”に見せることでライオンを威嚇し、その肉の一部を盗むことで糧を得ています。
このように他者から獲物を盗む行為は、野生動物の中では一般的に見られる行動です。また堂々と盗む以外にも、古代の人々の中には動物が食べ残した獲物の肉を隠す習性を活かして、隠し場所から肉を盗むという行動で肉を得るというものもあります。
それにしても、盗むという恥ずべき行為のはずなのに、めちゃくちゃカッコよく見えてしまうのが不思議ですね。堂々と、しかも獲物を自力で狩るより危険な行為のため、カッコよく見えてしまうのかもしれません。
てか、ドロボ族ってマジか?
日本的に出来過ぎな名前だな
そう言えばブラジルの話しで、洗車の仕事をしている、
「アラウージョさん」なんて人もいたなあ。