メキシコで暮らしていた9歳の少年ホセくんは、首に巨大な腫瘍を持っています。しかし、貧しい環境で生まれ育ったホセくんは、今まで腫瘍を除去する手術を受けることができませんでした。腫瘍は巨大化しており、すでに視力を奪うまでの影響が出始めています。
これまで一切の治療が受けられなかったホセくんですが、布教活動をしていたアメリカ人牧師の目に留まり、政府関係者にホセくんの現状が伝えられ、アメリカでの治療という支援を受けることとなりました。
その後ビザが発行され、アメリカ政府関係者の力添えもあり、メキシコからニューメキシコ州に装甲車で搬送、治療を受けることができるようになりました。
ホセくんの治療費用は、教会や民間から集められた寄付金が使われることとなっており、教会が家族の滞在費用も捻出しています。
また腫瘍の原因は特定されていませんが、腫瘍が顔にまで広がっており、視力にも影響が出ているといいます。
代理人によると、ホセくんは、腫瘍が除去されればどんなことをしたいか分からないと語っていると言います。
身体に大きな負担がかかっていると思われるこの腫瘍が、早く除去されるといいですね。